2010年07月

Excelのショートカットキーでよく使うものの一つに「Ctrl+End」があります。
ワークシートで使用されている範囲の「最後のセル」(いちばん右下)へ移動します。

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ところが、時々なんらかの原因で「使用されている範囲」より外に行ってしまう場合があります。
例えば下図の例は上図の状態から一度行を挿入、その後削除して元に戻したところです。
「Ctrl+End」は挿入した時の最下行へ移動してしまいます。

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また下図の例は、A3:D3の上端に罫線を設定する際によけいな範囲まで選択してみたところ。
下の方には何も設定してないのですが、「Ctrl+End」は選択範囲の最下行へ移動してしまいます。

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これらの例はいずれもファイルを上書き保存すればD10が「最後のセル」として認識され直します。
直らない場合は・・・見た目は何もなくても実際は何か残ってるんでしょう。よくそんなケースがある気が。


ところで、上のような例で一度閉じなくても認識され直すことがあるのに気づきました。
VBAでUsedRangeを呼び出すと「使用されている範囲」が再判定されました。

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2003で気づいたのですが、2007・2010でも同じでした(図は2010)。
そういう仕様なんでしょう。別に困りませんけど、ちょっと不思議に思ったので。

後から追記:
上の二つ目の例(罫線の設定でよけいな範囲まで選択)ですが、2003ではUsedRangeを呼び出しても再判定されませんでした。すみませんでした。よけいな範囲(例ではA11:D13)でClearFormatsを実行後、上書き保存するかUsedRangeを呼び出せば再判定されました。

先週水曜日、突然ニコニコ動画で「新プレーヤー公開」なる告知がされてました。


しかも今月中に現行プレーヤーと入れ替えとは、ずいぶんいきなりだなぁ^^;
今のプレーヤーが導入される前はけっこう長い「お試し期間」があったのに・・・

と思ったのですが、使ってみたらあまりに快適だったのでもうこちらでしか動画を見てませんw
最大の特徴は16:9対応。
元々16:9サイズの動画なら表示領域が広がって、でっかい画で見られるようになりました。

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モニタがワイドサイズなら上下の黒枠が無くなってフルスクリーン表示もでっかく!何の文句もないですね。
動画の表示領域が広がったので、当然コメントの表示領域も広がりました。
同じ弾幕でもダイナミックに見えそう!

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表示領域は広がってもコメントの流れる速さは同じなので、その分表示時間も長くなってます。
従来の4秒+1秒くらいでしょうか?

さて、この新しい16:9モードと従来の4:3モードはボタン一つで切り替えられるようになってます。
初期の表示モードは、動画のサイズに合わせて自動的にどちらかに変わるようになっている模様。
(SMILE VIDEOでテスト動画を投稿しようとしたら、サイズを投稿者が指定できるようになってました)
このためCAではおかしなことが起こる可能性があります。
例えば下図はテレビの位置に合わせてコメントを作ってみた例ですが:

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4:3サイズに合わせて作っても、16:9サイズで画が大きくなると合わなくなってしまいます。

下図は「上下ネオン」を4:3に合わせて作った例です。
表示を16:9モードに切り替えた場合、動画自体が16:9サイズなら画が拡大して右上のようになり、4:3サイズなら両側に黒枠ができて右下のようなことになります。

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表示領域が同じなので左右が空いてしまいます。
4:3サイズの方なら一応デザインの趣旨は変わらないですが・・・どっちにしろかっこ悪いか。
とりあえず、現行プレーヤーの4:3に合わせてコメントを作っていた動画が実は16:9だった場合は困りますね。

なお表示領域が広がったことにより、コメント表示数の上限が30から40に増えたそうです。
まぁ普通は一人で一か所に30も40もコメントしないと思いますけど・・・(少なくとも自分はw)
動画の最後に「GJ」コメントが溢れてるようなシチュでは、より感動的になっていいですね。

ちなみにCA的なことについては、すでにいろいろな方が詳しく検証なさっています。
とても勉強になったのでご参考まで:ニコプレイヤーver.4概要(ニコマスCA日記-時計屋さん)

その後変わっていたこと:

<コメント文字数>
コメント数が30から40に増えたのに加えて、1コメントの文字数が60から75に増えたそうです。
実際試してみたらほんとでした。
なんでそんなことしたんだろ^^;そもそも普通にコメするだけなら60でも多いと思いますがw
まぁCAを作るのにはいろいろ便利になりますね。

<ue・shitaの表示領域>
新たに「full」というコマンドが導入されたそうです。
既存のue・shitaにこの「full」を加えて上の例を試したところ:

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16:9対応に表示領域が拡張します。これはすごいですね!
ただし4:3モードに切り替えると、右の図のように両端が切れてしまうので使い方に注意ですが。

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