Excelのショートカットキーでよく使うものの一つに「Ctrl+End」があります。
ワークシートで使用されている範囲の「最後のセル」(いちばん右下)へ移動します。
ワークシートで使用されている範囲の「最後のセル」(いちばん右下)へ移動します。
ところが、時々なんらかの原因で「使用されている範囲」より外に行ってしまう場合があります。
例えば下図の例は上図の状態から一度行を挿入、その後削除して元に戻したところです。
「Ctrl+End」は挿入した時の最下行へ移動してしまいます。
また下図の例は、A3:D3の上端に罫線を設定する際によけいな範囲まで選択してみたところ。
下の方には何も設定してないのですが、「Ctrl+End」は選択範囲の最下行へ移動してしまいます。
これらの例はいずれもファイルを上書き保存すればD10が「最後のセル」として認識され直します。
直らない場合は・・・見た目は何もなくても実際は何か残ってるんでしょう。よくそんなケースがある気が。
ところで、上のような例で一度閉じなくても認識され直すことがあるのに気づきました。
VBAでUsedRangeを呼び出すと「使用されている範囲」が再判定されました。
VBAでUsedRangeを呼び出すと「使用されている範囲」が再判定されました。
2003で気づいたのですが、2007・2010でも同じでした(図は2010)。
そういう仕様なんでしょう。別に困りませんけど、ちょっと不思議に思ったので。
後から追記:
上の二つ目の例(罫線の設定でよけいな範囲まで選択)ですが、2003ではUsedRangeを呼び出しても再判定されませんでした。すみませんでした。よけいな範囲(例ではA11:D13)でClearFormatsを実行後、上書き保存するかUsedRangeを呼び出せば再判定されました。
上の二つ目の例(罫線の設定でよけいな範囲まで選択)ですが、2003ではUsedRangeを呼び出しても再判定されませんでした。すみませんでした。よけいな範囲(例ではA11:D13)でClearFormatsを実行後、上書き保存するかUsedRangeを呼び出せば再判定されました。