タイ文字のケースをちゃんと見てなかったので。
過去に何度か書いたように、タイ文字を表示させた場合は
これが8DPではまた異なりました。
過去に何度か書いたように、タイ文字を表示させた場合は
Windows XP:Tahoma→日本語はフォントリンクによりMS UI Gothic Windows 7:DokChampa→日本語はフォントフォールバックによりMS Pゴシックじゃないかということでした(記号類はMSゴシックか明朝・・・字形が同じで区別できず)。
これが8DPではまた異なりました。
下図はタイ文字U+0E01~U+0E0Aを並べて表示させているところ。
8DPはDokChampaではなくCordia Newではないかと思いました。
下図はWordを使って同じフォントサイズで比較しているところ。
Cordia Newはタイ文字フォントとして元々あるものです。英語版は7以前でもこういう挙動なんだろうか。
ちなみに上は8DPで見てますので、当然DokChampaもインストールされています(Tahomaも)。DokChampaと同じくフォントリンクにCordia Newの登録はありませんでした。代替表示は内部で定義されていると思われます。
下図はU+0E01の後ろにニコニコマークと「あ」をつけて試しているところ。
Tahoma、DokChampa、Cordia Newいずれにもニコニコマークや「あ」のグリフはありませんので、表示されるのは代替のはずです。
Tahoma、DokChampa、Cordia Newいずれにもニコニコマークや「あ」のグリフはありませんので、表示されるのは代替のはずです。
7も8DPも「あ」がMS Pゴシックなのは同じです(XPはMS UI Gothic)。
しかし8DPのニコニコマークは見慣れないデザインです。これは字形を見たところ、前回までに書いたケースと同様Segoe UI Symbolのようでした。
以前サンプルにした「筆記体風Love」も試してみました。両側にU+0E01をつけています。
8DPのL、o、eもSegoe UI Symbolのようでした(vはArialと思われるのでどれも表示は一緒)。
それにしても7で記号類がこのように巨大化するのは謎です。字形はMSゴシックか明朝ですけど、「あ」はふつうのサイズで表示されています。同じフォントフォールバックでもアルゴリズム的にはなんか別なんでしょう(この点が実に興味深い)。
8DPのCordia New+Segoe UI Symbolというのが仮に英語版ゆえの挙動だとしても、日本語版の8が7と同じ表示になるとは限らないなと思いました。8DPの方が表示としてはまともですよね。
8DPのCordia New+Segoe UI Symbolというのが仮に英語版ゆえの挙動だとしても、日本語版の8が7と同じ表示になるとは限らないなと思いました。8DPの方が表示としてはまともですよね。
ところで全然別の話ですが、この英語版Windowsではアプリケーションによって日本語が文字化けしてしまうことがあります。
上の図は、画像の加工によく使うJTrimというソフトのメニュー部分です。Unicodeに対応していないためこのようなことが起こります。日本語版以外のWindowsは使ったことなかったので、直し方を知りませんでした。調べたらすぐわかりました。
日本語版のWindows 7で言うと、コントロールパネル>時計、言語、および地域>地域と言語>管理タブにある「Unicode対応でないプログラムの現在の言語」というオプションです。
下図は直ったところ。
下図は直ったところ。
なお、この変更をした後にコメントの表示が一部変わったような気がしました。でもEnglishに戻しても再現できませんでした。気のせいだったようです。